この男、目が離せない—
ヒューマニスト 堕ちた弁護士- SELL
- 2013.6.5
- RENTAL
- 2013.5.2
アメリカCBSで放映されるや、「見ごたえ十分」「泣ける」「自分の家族について考えるきっかけになる」と最上級の評価を獲得し、今をときめく俳優サイモン・ベイカーを一躍スターの座に押し上げた「ヒューマニスト~堕ちた弁護士~」。サイモン人気の盛り上がりと作品の圧倒的本物感が話題を呼び、シーズン2、シーズン3とシリーズ化され、日本でも多くのTVチャンネルで繰り返し放映された人気の作品が、満を持していよいよDVD化!
物語は弁護士ニック・フォーリンが麻薬取締法に違反し有罪となり、1500時間の地域奉仕活動を強いられるところから始まる。企業の高給顧問弁護士と地域奉仕活動としての子どもの無償弁護。正反対に見える2つの仕事をこなす中、時に解決の糸口すら見つからない難問に挑むニック。現実社会の複雑さ、愛を渇望する子供たちの涙を知ることにより、ニック自身も成長していく熱いヒューマン・ドラマである。
素敵な共感コメントを頂戴しました!
観終わった後、自分の体内が変わってくる”裏切らないドラマ”です。
© 篠部雅貴
教育評論家 尾木直樹さん1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業。22年間、教育現場で子どもを主役としたユニークで創造的な教育実践を展開。法政大学 教授・教職課程センター長。臨床教育研究所「虹」主宰。情報・バラエティ番組などに多数出演し、「尾木ママ」の愛称で幅広い層に 親しまれている。著書に『尾木ママの「脱いじめ」論』(PHP文庫)ほか多数。
オフィシャルサイト
http://ogimama.jp/
オフィシャルブログ「オギ☆ブロ」
http://ameblo.jp/oginaoki/
凄いドラマですよね。「アメリカで起きたことが10年後に日本でも起きる」という現象が言われますが、今の日本のリアルがそのまま映像化されている、という感じです。今の学校現場、家庭でのDVの問題とか、いじめ、体罰の問題、そういったものから子どもの人権を保障できるのか...っていうベースは全く同じです。日本の国造りにとっても未来の宝物、未来の使者である子どもたち、その宝物が傷ついているとしたら、ちゃんとケアしていくことは凄く大事なんです。それから、いじめの問題でも日本は苦しんでいますが、この30年間、何の前進もないまま放置されてきたとも言えます。今の30代、40代の親の世代がそのトラウマを抱えちゃってる、対人不信に陥ってる、という見方もあります。これは日本の活力を落としていることになります。そういう大人たちをどう癒すか、というのも国家的事業だと思っているのですが、そういう方たちにも観ていただきたいドラマですね。観終わった後に、ほんわかとした気持ちに包まれて癒されて、人間への信頼感が持てる新たな自分を発見できると思います。
凄く魅力的ですね。ニックは父親を心から信頼することが出来ない、不信感を抱えていますが、児童法律相談所にやってくる少年少女たちと自分のそういった思いがだんだんとかぶさってきて、それがピッと響き合った時に、心が通じ合っていくんですよね。その響き合う部分がどんどんと増えていく、そのあたりは快感ですよね。スキッと響き合うんじゃなく、じわーっと響き合っているところがいいです。威勢のよさや、理論だけで割り切っていくというところが全然なくて、日本人の琴線に触れるような、心の機微が丹念に描かれています。ニックにはハラハラして助けてあげたいっていう気持ちも湧いてきて、そういうところも魅力の一つですね。どんどん深入りしていくんです。深入りといっても危険地帯だったり、守銭奴みたいなところへの深入りでは勿論なくて、ヒューマンなところへの深入りですね。これを観る快感というのは滅多に味わえないと思います。ニックがひとまわり大きな弁護士として、ヒューマンな弁護士として成長していくのを見守りたい気持ちになっていきますね。
このドラマは絶対に裏切らないドラマです。観終わった後、体内に勇気がわいてくる、心が元気にさせてもらえることが出来てパワーが2倍くらい変わってる。つらい思いを心に抱えている人も癒されるし、子ども観も変わってくる、ここまで質の高いドラマに接することはそうないですね、涙が止まらない回もありました。リアルな現実もつきつけられるし、一方、完全に踏み込み過ぎなんですが、ニックの気持ちが沸騰しているわけなんです、周りの人たちも認めざるを得ない、応援しようと。みなさんを元気にするし、希望が出てくる、観終わった後は、人としてもひとまわり、ふたまわりぐらい大きくなれるんじゃないかとさえ感じます。是非、たくさんの方に観てもらいたいですね。
SELL&RENTAL
SELL
ヒューマニスト
堕ちた弁護士
DVD-BOX(6枚組)
¥14,040(税込)
品番:OPSD-B413
(2013.6.5~)
※デザインは変更になる可能性がございます。
ご了承ください。
RENTAL
ヒューマニスト
堕ちた弁護士
vol.1〜4
第1話〜第8話(2013.5.2〜)
vol.5〜8
第9話〜第16話(2013.5.17〜)
vol.9〜11
第17話〜第22話(2013.6.5〜)
EPISODES
第1話 父と息子 PILOT
父親の弁護士事務所で働くエリート企業弁護士ニック・フォーリンは、薬物疑惑で有罪となり社会奉仕活動を命じられる。児童法律相談所で子供のために無償労働することになったニックだが、今まで一流企業相手に仕事をしてきた彼のやる気はゼロ。そんな彼が、殺人容疑で父親が逮捕されたハンター少年の保護をすることになるが…。
第2話 呪縛 LOLITA?
義理の父親からレイプされたという少女を担当することになったニック。体にもレイプの痕跡があり、聞くに堪えない話をする彼女だが、父親は彼女が嘘をついていると主張する。一方、弁護士事務所には鉄工所の社長が会社再建の相談に訪れる。彼の依頼を引き受けようとするニックだが、父・バートンはなぜかそれを断るのだった。
第3話 真実の重荷 REUNION
ニックは、ハンターの父親が妻を殺害したのは、彼が服用していた無認可の薬のせいだとして、製薬会社を訴え、賠償金1000万ドルを請求しようと準備を進める。児童法律相談所では、同僚のジェームズが麻薬売買の罪で兄が逮捕された少年アンドレを担当していた。彼の将来を案じ、なんとか最良の引き取り先を見つけようとするが…。
第4話 イーサンの孤独 THE MEN FROM THE BOYS
福祉局職員のローリーが相談所を訪れ、ニックは彼女に男性相手の売春の罪で検挙された16歳の少年イーサンの弁護を任される。彼の人を小馬鹿にしたような態度に嫌気がさし、担当を降りようとするニックだったが、少年が同性愛者だという理由で実家から追い出された事実を知り、再び彼の引き取り先を探すため奔走する。
第5話 幼なじみ PATERNITY
ニックの幼なじみ・レイチェルが弁護士事務所に相談に来た。彼女は父親の会社を乗っ取ろうとしているという。一方、相談所では車椅子の少年がニックを待っていた。母親が売春容疑で服役する間義父と暮らすことを望むが、義父には暴行の前科があり、自宅が介護に適していないことから、福祉局は彼を施設に入れようとする。
第6話 過去のない依頼人 INDIAN SUMMER
バーで一人の女性がニックに声をかけて来た。ニックは彼女の誘いに乗り、一夜を共にする。翌日、相談所でニックは上司のアルヴィンからある姉妹の案件を任されるが、少女の顔を見て愕然とする。16歳の姉はなんと、昨晩バーで会った女性だったのだ。そんな中、相談所は補助金の確保に失敗し、資金難に陥ってしまう…。
第7話 裏切りと絶望と FEEDING FRENZY
行政から援助を受けるため、児童だけでなく一般の依頼も受ける新施設となった相談所に、麻薬の運び屋として利用されていた男マルコムがやって来る。ある殺人事件の容疑者になってしまった彼をニックは救えるのか…。弁護士事務所の同僚ジェイクが交通事故を起こし逮捕された。ニックとバートンは、その対策に頭を悩ませる。
第8話 命のかぎり HEART
先天性の心臓疾患を患う12歳の少女・レスリーの養子縁組のための審問が開かれようとしていた。しかし、直前になってこれまでレスリーの面倒を見ていた里親が、彼女を養子にすることを拒否する。心臓移植の手術を受けるためには、里親が必要だった。ニックは福祉局のローリーと里親探しを進めるうちに、ある重大な決断をする。
第9話 満たされぬ思い THE FUNNIES
相談所の秘書であるバーバラの息子・ラッセルが、麻薬所持の現行犯で逮捕された。ニックは、バーバラの頼みで彼の弁護をすることに。ラッセルに話を聞くと、ドラッグは自分のものではないと言うが、誰かをかばい本当のことを話そうとしない。ニックはバーバラと共に、ラッセルが逮捕直前まで一緒にいた友人宅を訪ねる。
第10話 背信の行方 LOYALTIES
アラブ系の父娘が経営するレストランが襲われ、父親がバットで撃退。しかし、その行為が過剰防衛だと加害少年の両親から訴えられてしまう。ニックは、相談所の新しい副所長ルルとその案件を担当することになるが事件の背景は複雑で…。一方、弁護士事務所では、ライバル事務所の引き抜き工作が問題になっていた。
第11話 我が家の記憶 HOME
ライバル事務所の誘いを受け事務所を辞める決意をしたニックに、父バートンは大きなショックを受ける。そんな中、ニックが児童法律相談所で初めて担当した、ハンター少年の父親に無罪判決が出る。ニックは製薬会社との民事裁判が終わるまで新事務所に移ることを延期し、ハンターの代理人として法廷に立つことを宣言する。
第12話 苛立ちと誘惑 CAUSALITY
アルヴィンの誕生日の夜、バーで酔っぱらいとケンカになったニック。数日前から新しい事務所に移ったが満足な仕事を任せてもらえず、苛立ちを募らせたニックは、自暴自棄になっていた。それを救ったのは…。相談所では、アルヴィンが虐待の疑いがある母親の案件を担当。ルルはゴミ箱に捨てられていた赤ん坊を発見する。
第13話 秘匿特権 PRIVILEGE
ケンカしていたところをバートンに助けられ、父親の事務所へ戻ることにしたニック。そして二人は長年の顧客、フランク家の娘スーザンの葬儀に出席する。フランクはスーザンの夫が遺産目的で娘を殺したと疑い、遺言書の無効を訴えたいとニックたちに依頼。フランク家の調査をはじめたニックは、一家が抱える悲しい事実に直面する。
第14話 母の秘密 FAMILY
ある日、ニックは事務所のエレベーターで不良の少年と乗り合わせる。その少年はニックの叔母リズの息子だった。リズは自分の会社を売却するため、相談に訪れていたのだ。彼女が会社を手放す背景には、まだ息子に打ち明けていない秘密があった。一方、相談所ではジェームズが麻薬密輸に利用されたタイ人の少女の保護に奔走する。
第15話 裁きのあとに IN LOCO PARENTIS
相談所のルルは、薬物中毒のまま出産し、娘を取り上げられたメリンダの弁護を担当。ルルは今も薬をやめていない様子の彼女に激怒し、担当を降りてしまう。代わりにニックが弁護人となり、審問で子どもはメリンダが育てることに決定。しかし、福祉局員に話を聞くと、彼女はメリンダの自宅を十分に調査していないことが判明し…。
第16話 ままならぬ気持ち SOLIDARITY
ルルに想いを寄せるニックは花束を贈ろうとするが、そこにルルの恋人が現れ失敗に終わる。さらに、ニックの元にもNY時代の恋人が訪ねてくる。ヨリを戻さないかと誘われ…。そんな中、ジェームズの甥が母親の恋人を銃で撃ってしまう事件が発生。母親への暴力を制止しようと、もみ合っているうちに発砲してしまったのだという。
第17話 裂かれた絆 THE DIVIDE
ニックは養子縁組で引き裂かれそうになった兄弟ジャスティンとマシューを担当することに。養父母は、事故で障害の残る兄ジャスティンを養子にすることを拒んでいた。離れ離れになりたくない兄弟は、施設での生活を始めるが…。一方、事務所では、借金を抱える実家のために危ない橋を渡ったジェイクの進退が危うくなる。
第18話 失われた時を求めて MOTHERS OF THE DISAPPEARED
ニックは娘が行方不明になっている母親から、売りに出される自宅を購入するため、娘の信託財産が必要だと相談を受ける。だが、そのためには娘の死亡届けを出さなければならない。ニックはこの案件を引き受けるが、公判当日に娘が見つかる。その娘が本物か調べるよう助言するが、母親にその必要はないと突っぱねられてしまう。
第19話 金と銃と弁護士と LAWYERS, GUNS AND MONEY
ニックは保護監察官から、今までニックが犯した違反を報告しない代わりに、力を貸して欲しいと頼まれる。一旦は断ったが、連邦裁判官に立候補しているバートンに迷惑がかかるのを恐れ、仕方なく応じることに。相談所では、娘の親権を剥奪されそうな男性を担当するが、彼には4ヵ月前まで殺人罪で服役していた過去があった。
第20話 ジレンマ SHELTER
保護監察官のトラブルに巻き込まれたニックは、警察から取り調べを受ける。その帰り、ルルに呼ばれ、彼女とその婚約者の新居となる家へ向かう。すると、空き家であるはずのその家の中には、出産直前の少女と恋人とみられる少年がいた。無事に出産するが、父親も母親もまだ10代。子どもは里親の元に預けられようとしていた。
第21話 チャイニーズ・ウォール CHINESE WALL
ルルとキスをしたニックは、動揺を隠せないでいた…。そんな中、介護施設にいるルルの祖母がベッドから落ちて足を骨折する。入院先の病院で、ルルは祖母の手と首に虐待の痕とみられるアザを発見する…。弁護士事務所には、新たにシニアパートナーとして、コールドウェル元上院議員とその腹心のミッチェルが加入する。
第22話 悪夢(最終話) THE BEGINNING
連邦裁判官に任命されたバートンは、事務所を去ることになった。新代表にコールドウェルが選ばれたことに納得できないニックは、ジェイクをはじめ今回の人事に不満を抱く仲間を引き連れ、新たに事務所を構えようと画策する。一方、殺人犯としてマンディの行方を追う警察は、彼女が必ずニックに連絡してくると考えていた。