ザ・ブリッジ~国境に潜む闇

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ザ・ブリッジ~国境に潜む闇

二つの国にまたがる死体は、上下別人の二つのBODY—
連続猟奇殺人の幕が開ける。

ザ・ブリッジ~国境に潜む闇

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2014.6.4
RENTAL
2014.6.3
     

人気北欧ドラマをハリウッドならではの
ビッグスケールでダイナミックにリメイク!

 「HOMELAND」のプロデューサーが新たに仕掛ける重厚なサスペンスドラマが登場。『ドラゴン・タトゥーの女』「THE KILLING ~闇に眠る美少女」など、ハリウッドで続々リメイクされ人気の北欧ミステリー。本作「ザ・ブリッジ〜国境に潜む闇」も、ハリウッドならではのスケールで、質の高い北欧ドラマを大胆リメイク! 国境線上に遺棄された死体から始まる、謎めいた連続猟奇殺人事件。オリジナル版の設定(スウェーデンとデンマーク)から、舞台をアメリカとメキシコの国境に変更したことで、よりドラマチックに物語が展開! 法に守られ市民が快適な暮らしを送るアメリカ側エル・パソと、犯罪が多発し常に命の危険にさらされるメキシコ側シウダー・フアレス。捜査の過程で浮き彫りになる、麻薬カルテルや移民問題、人種差別といった現代社会の闇…。アメリカとメキシコ間の複雑な国境問題も大きなアクセントになっている。

 美人女優のダイアン・クルーガーが、ひと癖ある女刑事ソニアを熱演。完全記憶脳を持つ『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』の女刑事キャリーさながらに、アスペルガー症候群である女刑事ソニアが、特異な能力で猟奇事件を解決に導いていく。コミュニケーション能力ゼロで独自の捜査を突き進むヒロインに振りまわされる相棒、合同捜査をするハメになった情熱的なベラテン刑事を、メキシコの名優デミアン・ビチルが演じている。

米国視聴者数2013年 夏開始ケーブルドラマNo.1!

 世界120カ国以上で放送、第2シーズンの放送が本国で早くも決定。日本では、 アメリカFX Networkで放送されてから、わずか数日でFOXチャンネルにて放送がスタート。タイムリーな放送でも話題を呼んだドラマのDVDリリースが遂に決定!

STORY

アメリカとメキシコを震撼させる衝撃の事件!

ある夜、アメリカの都市エル・パソとメキシコの都市シウダー・フアレスを結ぶ橋の上に、女性の死体が遺棄される。死体は国境線上で上下真っ二つに分断されており、上部は移民排斥派で知られる白人アメリカ人判事、下部は行方不明になっているメキシコ人娼婦のものと判名する。アメリカとメキシコからそれぞれ派遣された刑事ソニア(ダイアン・クルーガー)とマルコ(デミアン・ビチル)は、この奇怪な殺人事件を解決するため共同で捜査を開始するが、すぐに、この事件が、後に続く猟奇的連続殺人事件の始まりであることを知る…。

捜査に誰よりも情熱を注ぐ女刑事、ソニア・クロスの魅力をご紹介!!

ソニア・クロス

エル・パソ市警に勤務するソニアは、淡々とした口調でしゃべり、いつも無表情。それが、相手に冷たい印象を与えることもある。彼女は、感情を表に出したり、他人とコミュニケーションを上手くとることができないアスペルガー症候群である。しかし、それゆえに高い捜査能力を発揮。自分が担当する事件に没頭、寝食を忘れるほどのエネルギーで犯人逮捕への執念をみせる。ソニアを演じるダイアン・クルーガーは、自閉症サポート団体のアドバイスを受けながら、体当たりの演技を披露した。

アスペルガー症候群とは???

発達障害の一種とされ、言葉の発達の遅れを伴わない高機能自閉症と呼ばれることもある。主に社会的相互交渉、コミュニケーション、想像力の3点に障害/特性が現れる。外部世界への無関心により、自身の内部世界を楽しむことができるため、一芸に秀でる人や特別な領域で才能を発揮する人もいる。歴史上の人物では、アインシュタイン、エジソン、スティーブ・ジョブズなどが有名。

ソニアの超~仕事術編!?

ルールは絶対に曲げない!!! ――心臓発作の患者を搬送するために、橋を渡ろうとしていた救急車にも問答無用。「規則ですから。殺人現場は通れないんです」と、言い放つ。人命よりも、職務が第一。 そして、ソニアに内緒で通行を許可した相棒を告発!ルールが全て。容疑者宅を発見しても、捜査令状がないと絶対に踏み込まない。

事件解決のために、夜通し捜査!!! ――徹夜仕事は当たり前! 夜中の検死にも立ち会い、身元不明の被害者の割り出しを急ぐ。「今すぐやらなきゃ!」夜中だろうが待ったなし。周りを振りまわすが、それが事件解決に大いに役立っている。

取り調べは苦手!?? ――「相手の目を見て話せ」と上司ハンクから注意されるが、なかなか実行できない。被害者への聞き込みでは、事件解決を急ぐあまり失敗することも多い。相手の気持ちをくみ取ることが苦手で、怒らせることも…。

鋭い観察眼と集中力!!! ――サイトでライブ中継された、砂漠ではりつけにされた人質の映像。見渡す限りの荒野では、場所を特定することは不可能に思われた。1日中、映像をチェックし、場所特定につながる“ある事”に気づく。

ソニアのちょっと残念な日常編!?

人目なんて気にしない!!! ――汗をかいたら、着替えたい。でも普通の女子は人前で着替えたりしないが…。「化粧室で着替えろ」と言われても、「次からね」と、あっさり受け流すのがソニア流。

欲求のままにセックス!!! ――事件のことで頭がいっぱいのソニアだが、エッチな気分になったらバーで男を逆ナンパ。自分の欲求を満たせば、それで終了。すぐさまベッドの上で、事件の資料をチェック。

ストレートすぎる!?? ――相棒マルコの家族と夕食を共にしたソニアは、奥さんの料理に「美味しくない」と本音を言い、さらに、マルコの浮気を示唆するような言動も。仕事場ではセックスの話も隠さない。そんな言動が、周囲を固まらせることに…。

ソニア・クロス

“空気を読めない”女刑事ソニアと、
“女好き”ラテン系人情派刑事の対比にも注目!!!

CAST

ソニア・クロス

ソニア・クロス

エル・パソ市警の刑事。アスペルガー症候群。空気が読めず、率直すぎる物言いで融通がきかないため、周囲の人間を苛立たせることも多い。しかし、鋭い観察眼と集中力を持ち、それが大いに捜査に役立っている。

ダイアン・クルーガー/『トロイ』(04)で、王妃を演じ世界中から注目を集める。アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『戦場のアリア』(05)に主演。タランティーノ監督作品『イングロリアス・バスターズ』(09)で、その演技が高く評価され、演技派としての地位を固める。その他、『アンノウン』(11)、『マリー・アントワネットに別れをつげて』(12)など。

マルコ・ルイス

マルコ・ルイス

チワワ州警察の刑事。麻薬密売組織の圧力により腐敗したメキシコ警察の中で正義を貫いている。人情に熱く、ユーモラスで思いやりもあり家族思いだが、女性にだらしない。

デミアン・ビチル/『明日を継ぐために』(10)でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。スティーヴン・ソダーバーグ監督、ベニチオ・デル・トロ主演の『チェ 28歳の革命』(08)、『チェ 39歳 別れの手紙』(08)では、フィデル・カストロ役を演じた。アメリカのテレビシリーズにも数多く出演。最近の映画出演は、ロバート・ロドリゲス監督の『マチェーテ・キルズ』 (13)など。

ハンク・ウェイド

ハンク・ウェイド

エル・パソ市警の刑事で落ち着いたソニアの上司。ソニアを父親的に気にかけ助けるが、引退が近い。

テッド・レヴィン/『羊たちの沈黙』(90)で連続誘拐殺人鬼バッファロー・ビルを演じ一躍注目を集める。「名探偵モンク」のリーランド・ストットルマイヤー警部役など、数々のTVドラマや映画に出演する名脇役。

シャーロット・ミルライト

シャーロット・ミルライト

裕福な牧場主の妻。夫が心臓マヒで急死し、夫が隠していたショッキングな秘密を知ることに。

アナベス・ギッシュ/『ミスティック・ピザ』(88)や『ニクソン』(95)などの映画作品の他、テレビドラマでは「X-ファイル」「フラッシュフォワード」「CSI:科学捜査班」など、人気シリーズに数多く出演している。

スティーヴン・リンダー

スティーヴン・リンダー

エル・パソとシウダ―・フアレスを行き来する人物。謎のトレーラーを所持。

トーマス・M・ライト/俳優だけでなく、作家やプロデューサーとしても活動。最近では「トップ・オブ・ザ・レイク~消えた少女~」のジョノ・ミッチャム役で高く評価された。

ダニエル・フライ

ダニエル・フライ

エル・パソTimesの記者。犯人と電話で接触。事件にかかわる秘密を持っている…。

マシュー・リラード/『スクリーム』(96)の冷酷な殺人鬼。『スクービー・ドゥー』シリーズのシャギー役でも知られている。「クリミナル・マインド」にゲスト出演するなど、ドラマや舞台でも活躍。

アルマ・ルイス

アルマ・ルイス

マルコの良き妻であったが、夫の女癖の悪さに飽きれ三行半を突きつける。

カタリーナ・サンディノ・モレノ/映画デビュー作『そして、ひと粒のひかり』(04)でアカデミー賞主演女優賞にノミネート、数々の賞に輝き注目を集めた。『チェ 28歳の革命』(08)、『チェ 39歳 別れの手紙』(08)にも出演。

STAFF

企画・製作総指揮・脚本/メレディス・スティーム(「HOMELAND」「NYPDブルー」1998年エミー脚本賞、他)/エルウッド・リード(「Hawaii Five-0」他)
アドバイザー:アレックス・プランク(自閉症支援団体サポーター。アスペルガー症候群)

物語をより理解するために、メキシコのマメ知識をご紹介!

マキラドーラ

マキラドーラ

メキシコ政府が、雇用促進や他国の資本誘致を目的として、1965年に設けた税制上の優遇措置。輸出製品の原材料や部品などを、無関税で輸入できる制度。この制度により、メキシコ北部の国境地帯で工業が発展。しかし、国内に貧富の格差を生み、メキシコで犯罪が多発する一因となった。ドラマにも描かれているように、マキラドーラで働く若い女性の失踪や殺人事件が頻発し、社会問題にもなっている。この問題は、映画『ボーダータウン 報道されない殺人者』でも描かれ、反響を呼んだ。

麻薬カルテル

麻薬カルテル

チワワ州の最大の都市フアレスでは、2008年頃から麻薬抗争が激化。市内では、白昼に銃撃戦が発生するほど治安が悪化している。外務省のページにも、メキシコに対する渡航情報(危険情報)として、「渡航の是非を検討してください」と書かれている。

地下トンネル

地下トンネル

アメリカ、メキシコ国境間では、麻薬密輸や不法移民用とされる地下トンネルが、ここ数年たびたび見つかっている。2013年11月には、メキシコで最大級の麻薬密輸組織「シナロア・カルテル」が掘った、高さ:約1メートル20センチ、幅:約91センチ、照明、換気装置やレールを使った電気仕掛けの輸送装置も備えたトンネルが発見され、大きなニュースになった。

SELL&RENTAL

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ザ・ブリッジ
~国境に潜む闇

DVD-BOX(5枚組)

¥8,208(税込)

品番:OPSD-B489

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RENTAL

ザ・ブリッジ
~国境に潜む闇

vol.1 第1話〜第2話
vol.2 第3話〜第4話
vol.3 第5話〜第6話
vol.4 第7話〜第8話
vol.5 第9話〜第10話
vol.6 第11話〜第12話
vol.7 13話+特別映像(「Orphan Black(原題)」第1話)

EPISODES

第1話 二つの国を分ける橋/Pilot

アメリカとメキシコを結ぶ橋の中央で、アメリカ人判事の死体が発見された。身体は上下に分断されており、検死の結果、下半身はメキシコ人女性のものであることが判明。この不可解な事件を解決するため、アメリカ側の捜査官ソニアと、メキシコ側の捜査官マルコの合同捜査が始まる。監視カメラの映像から死体を運んだ車を割り出すが…。

第2話 秘密のトンネル/Calaca

牧場主であった夫の死後、広大な自宅の敷地に地下トンネルが掘られていたことを知ったシャーロットは混乱していた。メキシコへとつながるトンネルの使い道は…。橋の事件を追うソニアは、素性が明らかになったもう一人の犠牲者クリスティーナを調べるためにメキシコの危険地帯フアレスへ向かう。そこでは麻薬カルテル同士の抗争が頻発していた。

第3話 取引の条件/Rio

9人の不法移民を毒殺、唯一の生存者を人質にとった犯人は、さらに残虐な行為におよぶ。ネットに流される、砂漠ではりつけにされた人質の映像。新聞記者フライに電話をかけてきた犯人は、人質解放の条件として、エル・パソ在住の4人の富豪に身代金を要求。ソニアは、トレーラー暮らしをする男スティーヴン・リンダーに疑いの目を向ける。

第4話 砂漠の人質/Maria of the Desert

FBIが人質事件の指揮をとることに。ゲドマン捜査官が犯人との交渉窓口になるが、捜査は一向に進まない。徐々に衰弱していく人質…。シリアルキラー“橋の解体者”に連れ去られた人質は、広大な砂漠のどこにいるのか!? 身代金がなかなか集まらず、警察は苛立ちを隠せない。そんな中、ライブ映像を凝視するソニアは、ある重大な事実に気づく。

第5話 野獣/The Beast

頭部を切断され発見されたFBIのゲドマン捜査官。ソニアたちが捜査を進めると、橋で発見された最初の犠牲者クリスティーナとゲドマンが親密な関係にあったことが分かる。FBIからゲドマンに関する情報の開示を拒否されたソニアは…。一方、マルコは新聞記者フライの携帯電話を盗み出すことに成功。電話を受け取ったソニアの元に犯人から連絡が入る。

第6話 目撃者/I.D.

ゲドマンを診療していた精神科医が殺された。ソニアは犯人を目撃したという娘のジーナに質問を続けるが、何も覚えていないと言う。警察は少女を保護するが…。新聞記者フライは、フアレス警察の死体安置所の医師から重大な証言を得る。クリスティーナの上半身が発見された“死の館事件”を捜査していた人間は全員、悲惨な末路をたどっていた。

第7話 接近戦/Destino

連鎖する殺人事件。ソニアとマルコは、犯行現場に残された盗難車から、ジャック・チルドレスという男に行きつく。家宅捜査をすると、チルドレスの家で武器や弾薬が見つかる。ハンクの応援を待つソニア。一方、地下トンネルの交渉窓口を昔の恋人レイに任せていた未亡人シャーロットは、レイが内緒で新たなビジネスを始めていることを知り…。

第8話 復讐の始まり/Vendetta

チルドレスの審問を続けるソニアは、彼が一連のシリアルキラー“橋の解体者”だとは思えず、ある疑念を抱く。反対を押し切り強行に捜査を進めるソニアは、被害者たちと接点のあった元FBI捜査官のデビッド・テイトが真の犯人ではないかと疑う。このことをマルコに話すが、すぐさま否定される。なぜならテイトはすでに死亡していた。

第9話 裏切りの代償/The Beetle

メキシコの権力者の一人息子サンティが殺された。彼もまた、デビッド・テイトと深く関わりがあった。焦りをみせる警察上部は、早急な犯人逮捕をマルコに要求する。やはりソニアが言うように、テイトが事件に関係しているのか? そんな中、犯人の魔の手がマルコの家族にまでおよぶ。姿を消した妻子の行方を追うマルコ。犯人の真の狙いは?

第10話 父親の罪/Old Friends

犯人の巧妙な仕掛けでソニアが運転する車が横転、同乗していたマルコの息子グスが連れ去られた。病院に搬送されるソニアは、記憶していた犯人の車のナンバーをマルコに伝える。一方、罪の意識から酒に溺れる新聞記者フライは、過去に起こしたある事故について、助手のアドリアーナに告白。それは一連の連続猟奇殺人事件に関わることだった…。

第11話 橋の上で再び/Take The Ride, Pay The Toll

少しずつ明らかになる事件の真相。すべての発端となった、アメリカとメキシコを結ぶ橋の上で対峙するマルコと犯人。犯人は自分の体に爆弾を装着していた。そこには、人質にされた新聞記者フライもいた。息子の安否を心配するマルコに犯人は、息子を助けたければフライを撃つよう命じる。その頃ソニアは、必死でグスの捜索にあたっていた。

第12話 自暴自棄/All About Eva

凄惨な殺人事件は遂に終わりを迎えるが、マルコの心に大きな影を落とす。一方ソニアは、謎の男スティーヴン・リンダーからフアレスの工場“マキラドーラ”で消えた女性エバの行方を探して欲しいと頼まれ、捜査することに…。地下トンネルを所有するシャーロットは新たなビジネスパートナーを見つけるために、危険な相手ファウストに近づく。

第13話 決意/The Crazy Place

アメリカとメキシコを揺るがした連続猟奇犯は、アメリカ側に勾留された。マルコは自分たちが裁けないことに憤りを感じていた。ソニアはマルコを説得、一緒にフアレスの少女失踪事件を調べ始める。ここ十数年、少女の失踪・殺害事件があとを絶たない。警察がこの件に裏で関与している可能性もあり、ソニアたちは慎重に捜査を進めるが…。