JFK:ケネディ家の人びと

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JFK:ケネディ家の人びと

最も愛されたアメリカ大統領JFKとその家族。
指導者として家庭人として、タブーにも触れた《人間JFK》のすべてがここに!

JFK:ケネディ家の人びと

SELL
2014.4.2
RENTAL
2014.4.2
     

【トレーラー】

【スペシャルガイド with スペシャル・
コメンテーター:デーブ・スペクター】

デーブスペクター

【スペシャル・
コメンテーター】
デーブ・スペクター
放送プロデューサー
コメンテーター、放送作家
タレント

これほどJFKとケネディ家の「栄光と闇」を描ききった作品はなかった!

遊説先のダラスで凶弾に倒れてから50年以上を経た今もなお、アメリカ国民から熱狂的に愛され続ける第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディ。史上最年少の43歳という若さで大統領に就任した彼はいかにして権力の頂点へと上り詰めたのか、キューバ危機や公民権運動などで激しく揺れ動く社会情勢をどのように舵取りしたのか、そして数々のスキャンダルと悲劇に見舞われたケネディ家の内側でいったい何が起きていたのか。アメリカのロイヤル・ファミリーとまで謳われたケネディ一族の光と影を赤裸々に描いた大型歴史ドラマ。それが「JFK:ケネディ家の人びと」である。

物語は1960年の大統領選投票日前夜から1963年11月22日にケネディ大統領がダラスで暗殺されるまでの約3年間を主軸にしつつ、権力への道を突き進むケネディ家の華麗なる歩みを丁寧に紐解いていく。自らの野心を息子たちに託した父親ジョセフの強引なまでの辣腕、生まれながらの持病を抱えながらも父の期待に応えるべく政界へと挑むジョン、そんな彼の度重なる女性問題に悩まされる妻ジャッキー、そして兄を支えるべく自己犠牲を強いられた弟ロバート。そこから浮かび上がるのは、権力という名の栄光を掴むために高すぎる代償を支払わねばならなかった家族の悲劇だ。

これほどのドラマチックな物語は、名シナリオライターでも書くことは出来ない!

2011年4月にケーブル局ReelzChannelにて全米放送され大反響を巻き起こした本作を生み出したのは、テレビドラマの金字塔「24-TWENTY FOUR-」の制作スタッフ。女優マリリン・モンローとの愛人問題やマフィアとの知られざる関係などの様々なスキャンダル、ピッグス湾事件やベルリン危機、キューバ危機といった歴史的な出来事を随所に織り込みつつ、時系列を自在に操りながらケネディ一族の全貌を浮き彫りにしていく語り口は見事の一言に尽きる。エミー賞4部門獲得の快挙も大いに納得だ。

さらに、ケネディ大統領役には『恋愛小説家』でオスカー候補になったグレッグ・キニア、弟ロバート役に『グリーンマイル』や『ローン・レンジャー』のバリー・ペッパー、妻ジャクリーン役にトム・クルーズの元夫人としてもお馴染みのケイティ・ホームズ、そして父ジョセフ役には2度のオスカー候補に輝くベテラン名優トム・ウィルキンソンという豪華キャストが集結。過酷な運命に翻弄されるケネディ家の人々を人間味たっぷりに演じている。

アメリカが世界のリーダーとして君臨した古き良き時代を象徴する存在であり、60年代という現代史の重要な転換期とともに栄枯盛衰を極めたケネディ家の真実に迫る重厚な大河ドラマ。折しも故ケネディ大統領の長女キャロラインが駐日アメリカ大使として着任した今だからこそ、是非とも見ておきたい作品だと言えるだろう。

「JFK:ケネディ家の人びと」主な受賞&ノミネート一覧

第63回エミー賞 ミニシリーズ/テレビ映画部門 (2011年) 最優秀主演男優賞受賞 バリー・ペッパー 他受賞 最優秀主演男優賞ノミネート グレッグ・キニア 他ノミネート
第26回ジェミニ賞(カナダ版エミー賞) (2011年) ドラマ番組/ミニシリーズ部門主演男優賞受賞 バリー・ペッパー ドラマ番組/シリーズ部門最優秀撮影賞受賞 ドラマ・ミニシリーズ部門最優秀メイクアップノミネート 他ノミネート

第64回全米監督組合賞 (2012年) テレビ映画部門最優秀監督賞受賞 ジョン・カサー
第18回映画俳優組合賞 (2012年) テレビ映画/ミニシリーズ部門最優秀主演男優賞ノミネート バリー・ペッパー
第11回カナダ監督組合賞 テレビ映画/ミニシリーズ部門 (2012年) 最優秀監督賞受賞 ジョン・カサー 他
その他、受賞&ノミネート多数!!!

STORY

輝かしい“自由の国アメリカ”は、最も若きこの大統領からスタートした

1960 年の大統領選投票日前夜、民主党から出馬したジョン・F・ケネディ議員の陣営では、期待と不安が入り混じる慌ただしさの中で、それぞれがこれまでの長い道のりを振り返っていた。一代で巨万の富を築いた実業家の父ジョセフは、大統領を目指して政界入りを果たすも失脚。その夢を溺愛する長男ジョーに託すのだが、折からの第二次世界大戦で若い命を散らしてしまう。兄に秘かな劣等感を持っていた次男ジョンは、父親の強引な後押しで政治の道へ。やが てその才能を発揮して順調なキャリアを歩むが、私生活での女癖の悪さなどが 新妻ジャクリーンを悩ませる。そして、43歳の若さで晴れて大統領に当選したジョン、司法長官として彼を支える弟ロバートだが、彼らにとって本当の戦いはここからが始まりだった...。

CHRONOLOGY

「JFK:ケネディ家の人びと」年表

(白字=政治面/青字=プライベート)

1940年 父ジョセフが駐英アメリカ大使を辞任
1941年 知的障害を持つ長女ローズマリーがロボトミー手術で廃人となる
1944年 長男ジョーが軍務中に不慮の事故で死亡
1946年 ジョン・F・ケネディが下院議員に当選して政界進出
1948年 次女キャスリーンが航空機事故で死亡
1953年 ジョンとジャクリーンが結婚
1957年 ジョンとジャクリーンの長女キャロライン誕生
1960年 大統領選挙
1961年 ジョン・F・ケネディ大統領就任 (1月20日)
ピッグス湾事件 (4月15〜19日)
ベルリン危機 (8月)
父ジョセフが脳梗塞で倒れる (12月)
1962年 マリリン・モンロー死去 (8月5日)
メレディス事件 (9月30日)
キューバ危機 (10月14〜28日)
1963年 ベトナム戦争への軍事介入を拡大
ダラスにてジョン・F・ケネディ大統領が暗殺される (11月22日)
1964年 ロバート・F・ケネディが上院議員に当選
1968年 ロバートが大統領選への出馬を表明 (3月16日)
ロサンゼルスのホテルにてロバートが暗殺される (6月5日)
1969年 父ジョセフが81歳で生涯を終える
2013年 キャロラインが駐日大使となり来日

人物相関図

人物相関図

人物紹介

グレッグ・キニア

グレッグ・キニア GREG KINNEAR

ジョン・F・ケネディ (声:井上 和彦)

本作でエミー賞ミニシリーズ/テレビ映画部門の主演男優賞にノミネートされたキニアは、テレビのトーク番組の人気司会者から俳優へ転じたというユニークなキャリアの持ち主。『サブリナ』(95) で兄役ハリソン・フォードと恋のライバルを演じて映画界でも注目されるようになった彼は、ジャック・ニコルソン主演の『恋愛小説家』 (97) でゲイの男性を好演してアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の助演男優賞候補に。その後も『ユー・ガット・メール』(98) や『ギフト』(00) などのヒット作に出演。近年では『リトル・ミス・サンシャイン』(06) の父親役や『グリーン・ゾーン』(10) の傲慢な政府高官役が印象深い。

バリー・ペッパー

バリー・ペッパー BARRY PEPPER

ロバート・F・ケネディ (声:平田 広明)

グレッグ・キニアと並び本作でエミー賞ミニシリーズ/テレビ映画部門の主演男優賞にノミネートされ、見事に受賞を果たしたペッパーは、現在のハリウッドで最も脂が乗っている映画俳優の一人。『プライベート・ライアン』 (98)の狙撃兵ジャクソンや『グリーンマイル』(99)の若い看守スタントンを演じて注目された彼は、『父親たちの星条旗』(06)や『トゥルー・グリット』(10)でも好演。最近では『ローン・レンジャー』(13)や『ブロークンシティ』(13)、『オーバードライヴ』(13)などの話題作で続々と大役を務めている。最新作はジェレミー・レナーと共演の犯罪映画『Kill The Messenger』(2014年全米公開予定)。

トム・ウィルキンソン

トム・ウィルキンソン TOM WILKINSON

ジョセフ・P・ケネディ・シニア (声:稲垣 隆史)

『フル・モンティ』(97) で英国アカデミー賞の助演男優賞を獲得し、『イン・ ザ・ベッドルーム』(01) と『フィクサー』 (07) で2 度のアカデミー助演男優賞候補を経験したイギリス出身の名優。70年代半ばより英国テレビ界で活躍し始めた彼は、ベルリン国際映画祭批評家連盟賞を獲得した映画『司祭』(94) などで有名に。『恋におちたシェイクスピア』 (98) や『真珠の耳飾りの少女』(03)『、バットマン ビギンズ』(05)、『ミッション : インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(11)『ローン・レンジャー』(13)など、名作・ヒット作には欠かせない名バイプレイヤーとして重宝されている。04年には英国王室より大英帝国勲章を授与された。

ケイティ・ホームズ

ケイティ・ホームズ KATIE HOLMES

ジャクリーン・ケネディ (声:大原 さやか)

テレビの青春ドラマ「ドーソンズ・クリーク」(98〜03) の女子高生ジョーイ役で大ブレイクし、全米ティーンの人気アイドルとなった女優。映画でも初主演を飾った『鬼教師ミセス・ティングル』(99) をはじめ、『フォーン・ブース』 (02) や『バットマン ビギンズ』(05)などの話題作やヒット作に出演。ブロードウェイの舞台でも活躍している。また、06年に結婚した俳優トム・クルーズとの間に一人娘をもうけ、そのセレブな生活や子育てなどが連日マスコミを賑わせたものの、12年に正式離婚した。しばらく映画からは遠ざかっていたが、ウィリアム・ハート共演の『Days and Nights』(全米公開未定)で復帰する予定。

ダイアナ・ハードキャッスル

ダイアナ・ハードキャッスル DIANA HARDCASTLE

ローズ・ケネディ (声:此島 愛子)

1980年代より主にテレビで活躍するイギリスのベテラン脇役女優。本作で 夫婦役を演じた俳優トム・ウィルキンソンとは実生活でも88年に結婚して2人の子供をもうけており、映画『マリゴールド・ホテルで会いましょう』(11) でも夫婦共演を果たしている。

クリスティン・ブース

クリスティン・ブース KRISTIN BOOTH

エセル・ケネディ (声:佐々木 優子)

地元のカナダではジニー賞 (カナダ版アカデミー賞)の助演女優賞にも輝く演技派女優。「リ・ジェネシスバイオ犯罪捜査班」や「SUPERNATURAL」、「ルーキーブルー」などの人気ドラマにゲスト出演しているほか、数々のインディペンデント映画に出演。

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JFK:ケネディ家の
人びと

¥6,480(税込)

品番:OPSD-B476

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JFK:ケネディ家の
人びと

VOL.1 第1話〜第2話
VOL.2 第3話〜第4話
VOL.3 第5話〜第6話
VOL.4 第7話〜第8話  

EPISODES

第1話:運命の選挙/Joe's Revenge Hour 1

時は1960年、米大統領選挙の投票日前夜。若き大統領候補ジョン・F・ケネディを支える資産家の父ジョセフは、ふと今は亡き息子ジョーのことを思い出す。それは第二次世界大戦勃発の直前。駐英大使だったジョセフはナチスを過小評価したせいで失脚に追い込まれ、不本意にも政治生命を断たれてしまう。どうしても権力への野望を諦めきれない彼は、溺愛する長男ジョーに自らが成し得なかった大統領への道を託すことにするのだが…。

第2話:若き大統領の誕生/Joe's Revenge Hour 2

いよいよ迎えた投票日に期待と不安が入り混じるジョンは、亡き兄に代わって父の夢を受け継いだ当時へと思いを馳せる。1946年にマサチューセッツ州選出下院議員選挙へ出馬した彼は、みるみるうちにその才能を開花させ、政治家として順調なスタートを切った。やがて名門の美しき令嬢ジャッキーと出会い結婚。しかし、父ジョセフに似て女癖の悪い彼は、たび重なる浮気で妻を悩ませることに。一度は離婚を考えたジャッキーだったが…。

第3話:ピッグス湾事件/Us Against Them

史上最年少の大統領として当選を果たしたジョン。そんな彼を選挙参謀として支え続けた弟ロバートは、妻子のために政治から身を引くつもりだったが、父ジョセフの強い希望で司法長官に就任する。だが、これにFBI長官フーバーが猛反発。両者の対立が深刻化する。それから3ヶ月後、前政権がキューバのカストロ将軍を打倒するべく準備していたピッグス湾侵攻計画を実行に移したジョン。だが、作戦の失敗で彼は窮地に立たされてしまう。

第4話:マフィアの影/Who’s In Charge Here

東西ベルリンの境界線で相次ぐ亡命を巡ってソビエト側の動きに緊張が高まる中、持病である背中の激痛を“ある薬”で抑えながら対応に追われるジョン。同じく公務に忙しいジャッキーは、子供たちと会えない時間に苛立ちを募らせていた。一方、ロバートはマフィアの撲滅を狙って司法省に組織犯罪課を設立。ところが、FBIの盗聴記録によって父ジョセフとマフィアの関係が浮かび上がる。驚いたジョンとロバートは父に真実を問いただすが…。

第5話:南部の反乱/Life Sentences

公民権運動が高まりを見せる中、南部のミシシッピ州立大学で初の黒人学生メレディスの入学を巡り白人生徒らが反対デモを展開。人種差別問題の改善を目指すジョンは入学手続きを進めるが、保守的な州知事に煽られたデモ参加者たちは暴徒化し、ついに軍隊が出動する事態に。一方、父ジョセフが脳卒中で倒れて半身不随となる。その変わり果てた姿を見た妻ローズには、知的障害を持って生まれた長女ローズマリーの悲劇が思い出された。

第6話:キューバ危機/Brink

1962年10月22日、政府はキューバでミサイル基地の存在を確認する。それはアメリカへの核攻撃が可能なことを意味し、背後にソビエトの思惑があることは明白だった。さらに、核ミサイルを積んだと思われるソビエト船がキューバへと接近。政府内の強硬派は軍事行動を主張するが、ジョンは第三次世界大戦という最悪の事態だけは避けたかった。その頃、夫の浮気癖に愛想を尽かしたジャッキーは、子供たちを連れて実家へ帰ってしまう。

第7話:ダラスの悲劇/Lancer and Lace

深刻化するベトナム情勢への対応に苦慮するジョンは、早産による次男の死という悲劇に見舞われたが、そのことで妻ジャッキーとの絆は強まった。一方、司法長官としての仕事に加えて兄の尻拭いにも奔走していたロバートは、前年に自殺した女優マリリン・モンローと兄の関係を示す証拠が発見されたとの情報に頭を抱える。モンローとジョンを別れさせたのは彼だった。そして、1963年11月22日、大統領夫妻は遊説先のダラスへと向かう…。

第8話:家族の絆/How are Things in Glocca Morra

暗殺者オズワルドの凶弾に倒れたジョンの葬儀が行われる。オズワルドは事件から2日後、移送中に射殺され暗殺の真相は闇の中に。ロバートは深く自問自答していた。組織犯罪の撲滅作戦でマフィアをケネディ家の敵に回したのも、カストロ政権打倒のマングース作戦を助言したのも自分だ。そのどちらかが、この暗殺事件に関与しているのではないかと。兄の死に強い責任を感じた彼は、その遺志を継いで自らが大統領を目指すことを決意する。